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  • 2016.06.17 Friday
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夜の森で心の底から祈るわたしの声に応えて
未来への道は拓かれた。


ミニチュアの神や女神になりきった者たちは、

エゴを増大させ、

偽りの神の代弁者たちは偶像崇拝の罪を重ねている・・・。



雪の降る12月の深夜、
キッチンのテーブルでランプの灯りをたよりに

これを書いている。

寝室が2部屋きりのヒマラヤ杉作りのこの山小屋は、
コロラド州ロッキー山脈の標高3000メートルの渓谷沿いに建っている。

人里離れた山奥なので電気もなく、暖房設備は古い薪ストーブだけ。

ある晩、赤々と燃える薪ストーブのそばで深い瞑想にふけっていると、
眩い光が溢れるのが感じられた。

目を開けると、金色に光輝く荘厳な大天使の姿があった。

綿毛のような柔らかな翼は、天井に届くほどだった。

瞳はサファイヤの紺碧の光をたたえていた。

その気高き姿が見えたほんの一瞬で、

つぎの瞬間に訪問者は、淡くゆらめく金色のオーラを放つ

今風のふつうの格好をした男性に変わっていた。

「最高次元界より、メッセージを伝えに来た。」

彼はそう告げると、私の向かいにあるソファに近づき
ゆっくりと腰をかけた。

「とても深刻なメッセージだ。
 秘密の教えや超能力的な技法を伝えにきたわけじゃない。
 形而上学や天の啓示とも違う。
 これは確実な預言だ。

 まずは、僕らが心配していることについて詳しく話してから
 その預言を伝えよう。」

天使は、しばし口をつぐんだ。

彼は質問からはじめた。

「世界のネガティブな状況の一番の原因はなんだと思う?」

「エゴよ。」

「私は即座に答えた。」

「そう、エゴだ。

大天使は静にため息をついた。

「エゴは、
現在の人類の低い集合意識、すなわち精神性の大きな誘因になっている。

そのせいで人々の感受性は鈍らされ、道徳心はもみ消されようとしている。

利己的な心が大きくなると、精神的な悟りへの成長は著しく阻まれる。

地球上で自己愛が高まるいっぽうで、

利他心はどんどん衰えていくのを僕らは見てきた。

エゴは、無関心や否定的な考えを成長させる。

僕たちはそのことを深く心配している。」


「それがあなたのメッセージ?
 自分より他人を愛せということ?」

「いいや。まだ、話ははじまってもいないよ。」

彼はつぶやくように答えた。

私は彼の込められた悲しみに胸を突かれ、

純粋な魂であるこの美しい大天使がこれから話すことがどんなに恐ろしくとも、
しっかり耳を傾けようと決意した。


「エゴが原因で引き起こされるネガティブな状態には2種類ある。

 1つは、劣等感と君たちが呼ぶ心理的なエゴの機能不全で
 もう1つは、自己陶酔だ。

 この2つはよく取り違えがちだ。

 劣等感はエゴに欠けている状態。

 自己陶酔は、エゴに囚われている状態だ。」

私自身も経験があり、
その2つの違いに気づいたのはあまりにも遅くなってからだ。

自己陶酔している人が、

自分はダメな人間だと言いながら、
他人をコントロールし自己中心的に振る舞うことに気づいた。

コントロール、操作、自己中心。

そして、コントロールできないとわかるとどんな手でも使おうとする。

嘘、暴力、心理的な、あるいは感情的な操作。嫉妬。

私は思わずうめくように呟いた。

「人間はそうやって自ら消耗して死んでしまうのね。」

「そのとうおりだ。同時に様々な関係もダメにしてしまう。」

「ぼくが伝えに来たメッセージは、スピリチュアルなレッスンというよりは、
 人々の現在の行いについてなんだ。

 それぞれの人間の行いは、ポジティブだったりネガティブだったりする。

 それが集まって1つの国全体の集合意識を形成している。」

「人間はきちんと直視すべきだ。
 自分たちの行いについて、
 そしてそれをこのまま続けていたらどんな結果になるかについて。」

「結果というのが、つまり預言?」

「そうだ。」

「人々は、
神秘的な修行や秘教的な知識や隠されたパワーを手に入れる方法に興味を惹かれて

追い求めるけれど、神へと還るために必要なのは

シンプルで基本的な、善良で正しい生き方なのよ。」

「そうだね。神へと還る道はあまりにもシンプルすぎて、
 人々はつまらないと感じるようになってしまった。」

「人間は神を理解していないから、神のせいでは全くないのに
 悪いことが起きると神をなじり、自分が引き寄せた幸運を神に感謝する。

 アメリカンフットボールの選手は、
ゴールラインを踏んでタッチダウンを決めたのは自分であるにもかかわらず、

得点を入れてくれてありがとうと神に感謝する。

でも神は全く手を貸していない。選手が自分の力でやり遂げたんだ。
それを神のおかげだと勘違いしている。

信心深いがゆえに、幸運は神がくれるものだと思いこんでしまう実例だ。

子供の病気や死を神のせいにする母親も、やはり現実を理解していない。

神は病気や死の札を適当に配ったりはしない。

神はただ見ているだけだ。

神はその人がすべきことをするのをただ観察している。

その人の内的な強さや受容力、能力や動機を観察している。

宝くじに当たったことを神に感謝するなんて、とんだ見当違いなのさ。

人間は常に自由意志によって選択していることを知らなければならない。

いい出来事も悪い出来事も、状況も、自然の結果として起こっているんだ。

数ある選択肢のどれを選ぶかは、その人しだいであり

神の贈り物でも罰でもないんだよ。」


シンプルな神の言葉を複雑にせずにいられない嘆かわしい状況から、

人間が初心に立ち返れる日は来るのだろうか・・・?

「その他の事実も明るみに出さなければ。今がその時期だ・・・。」


                              後編へ続く星



 

  • 2016.06.17 Friday
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  • 18:44
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